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ロンドンから車で一時間 南に下ったサリー州のDorkingの街の近くにイギリスで最大のDenbies Wineワイン農園があります。イギリスのワインの歴史はまだ浅いのですが、最近のイギリスワインはフランスのワインに劣らない美味しいワインが作られています。
360度の映画でワインの作り方を習った後工場内の見学。 ワインは全てオートメーションで製造されこの大きな工場で3人が機械の管理をするという、たいへんハイテクな工場です。
その後、ちょっとカビ臭いワインセラーの中に入ってワインのテイスティングをさせていただきました。
左から3本のスパークリングワインの味見をさせていただきました。
Whitedowns Cuvée NV
青りんごの酸味味でさっぱりとしたスパークリングワイン、暑い夏に飲みたくなるようなリフレッシングなお味です。
Greenfields Cuvée 09
ゴールド受賞 Pinot Noir Pinot Meunier Chardonnayの3種類のぶどうから作られたバランスの良いスパークリングワイン、程よい酸味が甘さを切った後味の良いワイン。3種のワイン中で一番美味しいと思いました。
Demi-Sec
花の香りと洋梨の後味がある甘めのスパークリングワイン、こちらは夏のapéritifに向いています。
その後、サービスでSurry Goldと呼ばれる白ワインも試飲させてもらいました。 Surry Goldはこちらで作られたロングランのワインでエリザベス女王 即位60年の祝賀の際に女王様が飲まれたワインだそうです。
もうこの時点でずいぶん酔っ払っていま〜〜〜す。
こちらの大きなバロルは1987年のハリケーンで倒された樫の木で作られたのですが、フランスで育った樫の木とは違って、イギリスで育った樫の木は密度が高いためワイン作りには向いていない事が判明。せっかく美しいカービングでできているのに飾り物に使われるだけとなっています。
さて、ワインはおいといて、このワイン農場の歴史を聞くと、エドワディアン時代の貴族のご苦労がありました。ダウントンアビーの時代です。
このDenbies の広大な土地はビクトリア女王の別荘、オズボーンハウスを建築したGeorge Cubittが1850年に購入。オズボーンハウスに負けないほどの部屋数100のDenbies House を建てました。

Denbies 写真はこちらからお借りしてます。www.lostheritage.org.uk

George Cubitt
George Cubittの息子の時代になるころには400人が働く大きなエステートとなり、 Ashcombe of Dorking男爵と昇格します。しかし1920年には相続税などの支払いのため苦しみ半分の土地を売り、1951年には大火事でDenbies House は消えてしまいます。1980年にビジネルマンAdrian Whiteが残った土地を買い取り、1986年に豚や牛農場からワイン農場に変えました。
最後に車で丘の上まで登り、またグラス一杯のスパークリングワインをいただきました。(これで完璧に酔っ払ってます)
この辺りの地質は白墨が多くぶどう栽培に適しています。さらに盆地、南向きの丘などフランフのシャンパン地方と似た地形が才覚のあるオーナー、Adrian Whiteさんの目にとまったのでしょう
最後にお昼でいただいたお皿いっぱいのローストポークとローストビーフ、美味しかったです。
日本のアマゾンでもDenbiesのワインを購入できます。
最近見つけたアンティークのシャンペングラスです。アンティークのグラスはまろやかなで涼しげな感じがすてきですね。