Norland_Student

先週 英国でナニー養成カレッジの名門ノーランドカレッジの卒業式がありました。

私の夫の姪, Aちゃんもノーランドカレッジを無事 卒業しました。

歴史を辿るとイギリスのビクトリア朝の裕福な家庭で子供の育児係から始まったプロフェッショナルで現在の英国でも住込でナニーを雇う裕福な共働きの家庭や貴族を良く目にする。

デズニーのメーリーポピンズやダウントンアビーにも出てくる大切な子供の世話をする責任のあるプロフェッショナルだ。中でも1892年に創立したノーランドカレッジはイギリス第一の名門

プリンス ジョージのナニー、Teresa Turrion Borralloもノーランドカレッジの卒業生です。将来の 英国王の初期教育を任されているTeresaさんの仕事の重大さは語らなくとも想像していただけると思います。

最近日本でもポピンズコーポレーションがイギリスのナニーを手本にベビーシッターの養成コースを立ち上げた。今年の夏にその生徒が10日間、ノーランドカレッジで留学を体験するそうですが日本人のナニー養成について一般社会法人の日本ナニー協会では次のように述べています。

『日本で用いられる「ナニー」という言葉には、多分にnanny の要素を意識しつつも、統一した明確な解釈や定義が、(日本社会では)未だに根付いておらず、育児業界の“関連業者”等々が、銘々勝手な解釈で用いているのが、残念ながら、今の(日本の)現状です。

日本ナニー協会では、今後、こういった現状を整理しつつ、日本ならではのナニー(nanny)の定義、社会的使命、模範とすべき水準、格付けの基準、等々について、広く「専門家」の意見を募り、日本統一規格としての“あるべきナニーの姿(イメージ)”を提起していきたいと考えています。』

英国の王族はビクトリア時代からノーランドカレッジの卒業生をナニーとして雇っています。シャーロット王女のナニーもきっとノーランド卒業生になるでしょうね・

ノーランドカレッジのビデオです。

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