今 ギャップイヤー中で ネパールでボランティア教師をしている息子からメッセージが届いた。

「無事に到着、綺麗な景色、美しい人々、素直で可愛い生徒達」

 

19歳になる次男は高校と大学の間の一年間、2ヶ月間イタリアでイタリア語とルネッサンス美術留学、日本で英語教師、アバクロでバイト、フィリピンで地震復興ボランティア、そして今はネパールでのボランティアをしている。 この一年は人生経験を積むために奨励されギャップイヤー(Gap year) と呼ばれている。

 

イギリスの教育制度は 私立と公立とで様々ですが、統一して

16歳でGCSE と呼ばれる一般中等教育修了試験、コア科目(英語、数学、など)と選択科目 (アート、宗教、ドラマなど)で10教科以上の試験を受ける。試験結果は大学進学に大きく影響する

 

その後 Aレベル (General Certificate of Education, Advanced Levelの訳)と呼ばれる大学進学に必要な試験を受けるため高校2年間 3ー5科目を専門的に勉強します。

高校2年目の1月までに志望大学に申し込み、その年の5月にはその大学から受け入れの有無、受け入れ成績の条件の返事が返ってきます、例えば、英語A-star, 数学A, 物理Aであれば入学許可など

その後6月にAレベルの試験を受け、(プレッシャーがかかってます)8月14日まで親子共々イライラしながらAレベル試験結果を待ちます。

試験結果が大学の条件にあっていれば、その年の9月、大学の入学となります。

そのイライラを解消する一番の方法は、Aレベルの試験結果が出てから大学の申し込みをする.  

その代わり大学入学までに一年間のギャップが生じる。しかしそうすることによって、大学申し込みに必要な personal statement と呼ばれる自分を売り込む小論文や試験以外の手続きにかかる集中力と時間を次の年に繰り越すことができ、Aレベル試験だけに集中することができる

志望大学に進むための十分な試験結果が出ている場合は、大学からも直ぐ条件無しの入学許可の返事が戻ってきます。こうして息子はイライラせず、一年間をボランティアとバイトに集中し、今年の9月からブリストル大学に進むことになっています。

ギャップイヤーは有意義に自己成長、独立、人生経験ができるということで、大学からも大きく奨励されています。

 

 

kathmanduのテンプル


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